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作曲と思索の愉しみ

オーケストラ作品の作曲・制作過程や、科学史と音楽史の研究にかかわる記録です。 森さちやの自作曲の公開も行います。 曲と思索を分かち合いたい。

感覚を、四元素説の道具立てで考察したガリレオ 

Posted on 11:30:19

 
 ガリレオ・ガリレイの自然観や方法論が絡んだ論文(タイトルは「教育成果におけるエヴィデンス主義・実証主義の限界―ガリレオの倒錯―」)を、現在書き進めているのですが、その過程で気づいたガリレオの興味深い一面を、ここに書き留めておくことにします。

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テーマ - 博物学・自然・生き物

ジャンル - 学問・文化・芸術

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虫の知らせと検証可能性 

Posted on 09:19:15

 
 悪い予感が当たることがあります。「虫の知らせ」で航空機事故の難を逃れた、という類の話をよく聞きます。
 ある忘年会の席で、たまたま私ひとりが科学史研究者で、他に自然科学系の人物がいなかったため、「虫の知らせについて科学哲学的にはどのように理解したらよいのか」という論題が私に向けられたことがありました。
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テーマ - 文明・文化&思想

ジャンル - 学問・文化・芸術

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ケプラーが円を捨てた根拠―二つの作業仮説どうしの比較― 

Posted on 11:58:48

 
 現在書き進めている論文(「平均律と楕円軌道」)の細部を詰めるために、ケプラーの著作『新天文学』(の日本語訳)を、丁寧に読み解いていきました。
 すると、古代ギリシア以来の伝統的な固定観念である「円軌道」をケプラーが放棄した経緯に関して、私が誤った先入観を持っていたことがわかりました。その先入観とは、次のようなことです。

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テーマ - 自然科学

ジャンル - 学問・文化・芸術

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原子についてのドルトンの比喩 

Posted on 11:35:39

 
 先週の木曜日(7/23)、「科学史」の授業で、ドルトンと近代的原子論について、何年かぶりに取り上げて、講義をしました。その際、ドルトンの原子の構想に腑に落ちない点があったので、ドルトンの原著(の翻訳)に当たってみたところ、実に興味深い喩えをドルトンが語っているのを知りました。
 それは次のような一節です。
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テーマ - 科学・医療・心理

ジャンル - 学問・文化・芸術

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肺循環説とニケーア公会議 

Posted on 08:57:38

 
 人間の血液は、心臓を出て体中に行き渡り、また心臓に戻ってくる――という血液循環説は、17世紀前半に、ウィリアム・ハーヴィーによって確立しました。
 それに先立ち、心臓と肺との間の循環に気づいていた人物がいました。セルヴェトスです。
 宗教改革の時代、16世紀半ばに、セルヴェトスは初めて肺循環説を提唱したのですが、彼はその学説を、宗教的根拠に基づいて主張していたのです。
 今回は、血液理論とキリスト教の教義との関連について、考察してみます。

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テーマ - 文明・文化&思想

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