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作曲と思索の愉しみ

オーケストラ作品の作曲・制作過程や、科学史と音楽史の研究にかかわる記録です。 森さちやの自作曲の公開も行います。 曲と思索を分かち合いたい。

管弦楽曲<アンモナイトの夜>を公開 ―≪生命の海≫第2楽章― 

Posted on 17:38:59

 
 造形の美しい化石として残っているアンモナイトをモチーフとして、管弦楽曲を創りました。
 中生代に繁栄して絶滅した海の動物への鎮魂曲です。

 
 
 序奏後の最初のテーマのソロは、形状の類似性から、ホルンに託しました。
 中間部の、チェレスタソロにオーボエが重なっていくシーンは、宇宙空間に無数のアンモナイトが浮遊している幻想イメージを描いてみたものです。
ミクロコスモスとしてのアンモナイトの渦巻と、マクロコスモスの銀河の渦巻とが、照応しています)
 
 この曲は、2006年に作曲した同じタイトルの管弦楽曲を基にして、抜本的に編曲し直した作品です。
 編成をやや厚くし(金管楽器がやや厚め)、スコアを大幅に見直しました。
 また、曲の長さをやや長くして、副次的モチーフの展開を、余裕を持たせて織り込んでいます。曲の後半に、複旋律の絡みを、細やかに導入しました。
 今回の編曲によって、アンモナイトの神秘性が滲み出てくれればうれしいのですが。
 
 次の、曲のタイトルをクリックすると、試聴できます。
 
 
Night for Ammonites
 
Night for Ammonites
 
―Orchestra―
(6:50, WAVファイル)
【管弦楽組曲≪生命の海≫第2楽章】

 
 
 原曲は、2006年1月作曲。
 このスコア改訂版は、2013年11月編曲。
 冒頭はニ短調、全体の基調はト短調。
 
楽器編成:フルート2、オーボエ2・イングリッシュホルン1、クラリネット2・バスクラリネット1、バスーン1、ホルン2、トランペット2、トロンボーン3、チューバ1、シロフォン、チューブラベル、シンバル、ティンパニー、チェレスタ、弦楽器群(ヴァイオリンⅠ・Ⅱ、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)。
 
 この曲の、ジャズ・カルテット版も制作しました。
 「<アンモナイトの追想>(Jazz Version)の新録音版を公開」で試聴できます。
 
 アンモナイトは、今から4億年ほど前(古生代)に出現し、中生代には海産無脊椎動物で最も繁栄した生き物でしたが、6500万年前の白亜紀末期の大絶滅により、恐竜と同様、滅んでしまったらしいです。絶滅の原因の有力な説として、隕石衝突説があります。巻貝の中には、現在のイカと類似の動物(頭足類)が入って生活していたようです。
 
アンモナイト・ファン必見の博物館が、伊豆高原にあります。
 
伊豆アンモナイト博物館という、小さな個人博物館です。アンモナイトの小宇宙空間と、館長・吉池高行氏の薀蓄が魅力です。
 
≪生命の海≫の第1楽章
<太古の水平線>、第3楽章<アシカのメヌエット>、第4楽章<海に眠る月>も試聴できます。
 どうぞ。
 
2015年12月24日、管弦楽組曲≪生命の海≫第5楽章、
<イルカの旅立ち>を公開しました。

 
 
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