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作曲と思索の愉しみ

オーケストラ作品の作曲・制作過程や、科学史と音楽史の研究にかかわる記録です。 森さちやの自作曲の公開も行います。 曲と思索を分かち合いたい。

過去の蓄積を手放す 

Posted on 11:05:23

 
 この2、3週間のあいだに、私は、今後の音楽生活の展望を見直すかたわら、音楽関連の資料や書籍などを大量に処分しました。
 その際に感じたことを、忘れないうちに記しておこうと思います。

 
 私の音楽生活とは、音楽鑑賞と、作曲と、自作曲を演奏に仕上げる音楽制作の、3つの柱からなっています。
 それが今後どのようになっていくかは、いまだに流動的ですが、今後の人生において、もはや試みない事柄・撤退する領域がある程度見えてきましたので、不要となるものが明確となってきました。
 そこで、次の3種について、整理・処分を、8月末のころから行ってきたのです。
 
(1) 作曲関連資料の整理と処分。
 その大部分は、プリントアウトした自作曲のスコアとパート譜です。もちろん、ディジタルデータはPC内に保存してあるのですが、プリントアウトした譜面には、音楽制作の際の書き込みがあるため、捨てられずにとっておいていました。
 しかしながら、今後再編曲する可能性がほぼない作品のスコア類に関しては、廃棄することにしたのです。スコア資料の約8割、およそ、段ボールひと箱分程度、捨てました。
 
(2) 音楽関連書籍の処分。
 今後、音楽史研究に関しては、主要研究領域から外れる見通しなので、音楽史にまつわる書籍・雑誌・資料・コピーしたCDの相当部分を、処分しました。売れそうな書籍に関しては、段ボールひと箱、30冊程度、ディスク・ユニオンに買い取ってもらいました。それ以外のものは、雑誌・雑紙類の曜日や、可燃ゴミの曜日に出して捨てました。こちらは、段ボール2~3箱分程度。
 
(3) CDレコーダー(デュプリケーター、TASCAM CD-RW402)を、音楽制作兼オーディオの中核システムから外す。
 2010年頃までは、まだCDのコピーを作成するのが、かつての≪森の音楽工房≫の主要な工程のひとつだったのですが、この2、3年、コピーの機会はめっきりと減りました。そのため、コピーに必要な時だけコンセントをつないで作業ができるようにしておけば十分だと考え、そのレコーダーを取り外し、そのラックも処分しました。
 
 上記のような処置を施した結果、私の書斎兼音楽制作スタジオは、物が減ってすっきりとし、以前より快適になりました。また、1間幅の出窓の左半分が、資料類などが蓄積された棚で占領されていたのですが、その棚の中身が空となったので、その棚を粗大ゴミに出す予定となり、出窓に物がなくなりました。今から振り返ると、出窓が音楽の要塞になっていた、と感じます。
 そのため、開放された4階の東向きの出窓から、広々とした空や雲の動きを眺められるようになりました。
 
 過去に蓄積した物品は、自分の蓄積そのものだ、とつくづく感じました。
 そして、その大部分は、今となってはほぼゴミなのです。
 したがって、蓄積された自分、すなわち自我も、ゴミの集積に過ぎない、と実感されてきたのでした。
 過去の蓄積を手放す、ということは、ゴミのような自我の一部を手放す、という意味合いがある、と了解されてきました。
 そして、重荷を降ろした分だけ、過去の束縛から解放される気がします。
 その結果、精神がより安らかに、穏やかになれる、と感じた次第です。
 開放的な出窓からの風景のように。


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