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作曲と思索の愉しみ

オーケストラ作品の作曲・制作過程や、科学史と音楽史の研究にかかわる記録です。 森さちやの自作曲の公開も行います。 曲と思索を分かち合いたい。

適度に生きる、ほどよく生きる 

Posted on 10:22:28

 
 50代後半になって以降、食事の量が少し減ってきました。そして、毎回の食事において、「適量」を意識するようになりました。
 以前は、そんなことはあまり考えずに食べていたのですが、現在では、「適量」を感じ取って食生活を送る快適さがわかってきました。

 
 例えば、私の朝食はたいてい、[ご飯・味噌汁・納豆・ちくわ(またはかまぼこ)・漬物]のパターンが繰り返されています。そして、私にとってのご飯の適量は、体調によっても多少変動しますが、炊き上がりの量で140~160g程度です(0.4~0.45合にほぼ相当)
 ホテルの朝食バイキングなどでつい食べ過ぎ、普段の1.5倍くらい食べてしまうと、胃が苦しくなったり、午前中ずっと頭がよく回らなかったり、下痢をしたりします(最近では、朝食がバイキングのホテルを敬遠するようになりました)。一方、少な目に食べると、その時は快調でも、長期的には体力や体重が損なわれていく恐れがあるので(私の場合、これ以上痩せると、たぶん危険だと思います)、体の声を聴きつつ、「適量」食べるのが望ましい、と考えています。
 そのため、少な目に食べるのは、週に3回以下程度に抑えよう、と心掛けています。
 また、私は時折、日本酒を夕食時に嗜みますが、やはり、「適量」を感じ取って、適度なところで(もう少し飲みたいくらいのところで)飲むのをやめるようにしています。その方が、後々が快適です。
 

 そして最近では、「適量」を意識することは、日常生活の様々な局面においても当てはまりそうだ、と了解されてきました。
 私の日々の生活の中で、大きな比重を占める、研究と音楽活動に関しても、夢中になりすぎて、長時間、エネルギーを投入し続けてしまうと、食べ過ぎと同様、あとが続きません。
 一日のうちで連続して集中する時間に制限をかけた方が、継続的に作業を進められ、長期的には効率もよくなります。私の場合、1日当たり、1時間半を1コマとして、3コマを上限の目安とするようになりました。また、連続して活動する1コマの時間は、90分程度がちょうどいい、というのが私の実感です。
 こうしたことは、単に計測できる時間の問題だけではなく、物事に取り組む際の精神の在り方にもかかわってきます。
 「適度」に生きることを意識することによって、ムキになったり焦ったりすることなく、じっくりと、穏やかな気持ちで、何事にも取り組めるようになるように感じます。
 そして、その姿勢が、研究論文の内容や、作曲した管弦楽曲の雰囲気などに、微妙に作用しているような気がします。
 そもそも、私にとっての研究や作曲は、何かの成果を挙げようとして行っているわけではなく、自らの愉しみとして、趣味のように続けている活動です。「適度」に、ほどよく進めていくのが似合っています。
 
 また例えば、私は仕事と通勤の都合上、しばしば甲府市内のホテルに泊まるのですが、ホテルを選ぶ際、ホテルに泊まる目的を勘案して(翌日の授業のためのコンディションを整えておくのが主目的)、あまり贅沢ではないホテルに泊まる方が、精神的には安らげる、と感じるようになりました(おそらく、欲への刺激が少なく、心が動揺しないで済むからでしょう)。夕食時にも、お酒は飲まないか、飲んでも1杯のみにしておけば、翌日は快適です。
 さらに、友人づきあいも、淡い交流程度が、負担にならず、かつ長続きするように思います。
 結局、「適度」に生きるとは、あまり欲をかかないことによって、長期的な精神の穏やかさ・快適さを愉しむ姿勢、といえそうです。
 
 ブッダが提示した修行指針の「中道」や、儒教やギリシア哲学の徳目のひとつの「中庸」を、卑近な日常生活の場面に適用するならば、上記のような「適度」に生きる姿勢になるのかもしれません。


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