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作曲と思索の愉しみ

オーケストラ作品の作曲・制作過程や、科学史と音楽史の研究にかかわる記録です。 森さちやの自作曲の公開も行います。 曲と思索を分かち合いたい。

体重を測るデメリット 

Posted on 06:58:43

 
 半年ほど前から、私は自宅にある体重計に乗らなくなりました。ある時、体重測定によるデメリットを痛切に感じたからです。今回は、その、体重を測ることによって損なわれてしまうことについて、書き記しておこうと思います。

 
 体重測定には、もちろんメリットがあります。客観的数値として自らの体重を把握し、健康管理のために役立てることができます。また、数値目標を立て、適切な体重に達したか否かを測定することもできます。
 その一方、計測値や目標値によって、自らの食生活や運動などを、人為的に管理しすぎてしまう、という弊害も出てきます。私は、こちらのデメリットを軽視できない、と感じるようになりました。
 人間の体重は、様々な要因や条件によって、微妙に変化しているものだと思います。そして、その時々によって、その人にとって最適な体重も、変動していることでしょう。それに対して、固定的な数値目標や理想体重を押し付けるのは、不自然なことではないでしょうか。
 私は、数値に束縛されるのを好みません。
 大事なことは、常日頃、自らの身体の発する声なき声を聴きとり、身体の要求の従った食生活や運動をすることだと思います。体重測定は、身体に対するそのような感受性を鈍らせる方向に作用するのではないでしょうか。
 
1984年に私が大学を卒業した当時、体重は44~45kgでした。その後30年余りの間、体重は43~48kgの範囲を変動していました。以前より、体重計の数値は、私にとって参考程度の値にすぎませんでした。
私の現在の体重はおそらく、44kg±1kgの範囲に収まっていると思います。
 
 体重計に乗って数値を確認することよりも、自分の現在の心身の状態を的確に感じ取ることの方が、はるかに重要であろうと思います。
 体重計の数値は、身体からの声が示唆する食事内容などを無視して、正反対の指令を出す可能性もあるでしょう(例えば、体重が減り気味の時でも、食事の量を増やさない方がよい時もあります)
 私は、人為的な健康管理や、不自然な若さや長寿を好みません。早死にや病気を望んでいるわけではありませんが、「健康」や「長寿」にしがみつきたくありません。「老化」は自然現象として受容しています。
 人間は、自然界の中で生かされている存在である、と私は認識しています。それらをコントロールしようとするのは、人間の「驕り」ではないでしょうか。
 以前のブログ記事『健康診断に感じる「浅ましさ」』にも書いたように、老いること・病になること、死ぬこと、に関しては、「無為自然」で臨みたいと思っています。
 体重測定は、それに反し、人為に傾きすぎ、体の発する声に対する感受性を鈍化させる惧れがある、と気づいたため、しばらくの間、体重計に乗るのをやめたのでした。


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