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作曲と思索の愉しみ

オーケストラ作品の作曲・制作過程や、科学史と音楽史の研究にかかわる記録です。 森さちやの自作曲の公開も行います。 曲と思索を分かち合いたい。

新作曲<谷の息吹>―ピアノと管楽のための六重奏曲―を公開 

Posted on 14:29:11

 
ピアノと管楽のための六重奏曲
≪山水のいのち≫
 
第1楽章:<谷の息吹>
 
編成は、[ピアノ・フルート・オーボエ・クラリネット・バスーン・ホルン]です。

 

(YouTubeへのリンクです)

 
 古典派のソナタ形式に準拠した楽曲です。形式的には、モーツァルトの短調のソナタ形式楽章に類似しています。
 ただし、古典派のパターンからの逸脱も少々あります。
 
 [序奏・提示部・展開部・再現部・終結部]からなります。
 主要な素材が3種あります。
 
A.背景の山々の情景(序奏と展開部の始まり:ホルンソロ)
B.急流(提示部と再現部の第1主題)
C.緩やかな流れ(提示部と再現部の第2主題)
 
 Cの前半は、三声の対位法[Fl・Bsn・Hn]、後半は五声の対位法[Fl・Ob・Cla・Bsn・Hn]です。
 
 谷川が織り成す分流や合流の繰り返し、急流に宿る溌溂とした生命力、穏やかな流れがもたらす安らぎ、といったイメージをこの作品では描こうと試みています。その結果、対位法をふんだんに活用することになりました。
 活力に満ちた流れの転変は、流転する世界の諸相の暗喩であります。
 
 基調はニ短調で、終結部ではニ長調で終わります。途中、とくに展開部と終結部では、短3度上下などの転調がたびたび用いられています。セザール・フランクの交響曲の転調例を参考にして、転調シーンを紡ぎ出していきました。
 
 2017年1月1日にスコア完成。
 
静止画像は、1999年9月、日光で撮影した写真です。


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