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作曲と思索の愉しみ

オーケストラ作品の作曲・制作過程や、科学史と音楽史の研究にかかわる記録です。 森さちやの自作曲の公開も行います。 曲と思索を分かち合いたい。

新作曲・ピアノと管楽のための六重奏曲<山の霊>を公開 

Posted on 09:10:35

 
 <丹頂の輪舞>以来の新曲です。
 東山魁夷の『山霊』という作品に触発されて、作曲しました。この絵画には、長野県信濃美術館の分館、東山魁夷館で、2016年9月に出会いました。
 

(YouTubeへのリンクです)

 
 風景画、あるいは映像のような音楽となるように創作しました。ところどころ、霧の晴れ上がる光景や、山の小動物と精霊たちが戯れる情景を描写したシーンもあります。
 序奏の後の主題とは別に、「詠嘆の音型」と名付けたフレーズが、何度か現れます。階名で記すと、[ドシラシドレドシドシー]となる、16分音符9つと長音符からなる音型です。うっすらと、山の霊の幻影が立ち現れ、消え去るようです。
 2016年12月にスコア完成。基調はニ短調、最後はニ長調で終結します。
 
 静止画像は、2011年の秋、黒部ダムからの帰りに、扇沢で撮影した写真です。
 
 編成は、[ピアノ・フルート・オーボエ・クラリネット・バスーン・ホルン]です。当初は、モーツァルトのk.452の、<ピアノと管楽のための五重奏曲>と同じ編成で創作するつもりだったのですが、ここぞというところでフルートの音色または音域がほしい、と思い、フルートを加え、六重奏の形にしました。
 迂闊なことに、作品がほぼ完成に近づいたころに、プーランクが<山の霊>と全く同じ編成で、<ピアノと管楽のための六重奏曲>を作曲していることを知りました。こちらも、k.452に匹敵する、魅力あふれる楽曲です。
 プーランクの六重奏曲も、この<山の霊>も、どことなくモーツァルトのピアノ五重奏曲の風合いが感じられます。
 
過去に公開した、<丹頂の輪舞>や<女鳥羽川の夕暮れ>や<萌木の森>などは、音源、Garritan Personal Orchestra と、Proteus Orchestra をブレンドして、オーケストラサウンドを制作してきましたが、この<山の霊>では、管楽器はすべて、Garritan Personal Orchestra に託し、ピアノに関しては、YAMAHA MOTIF-RACK XS を活用しました。


 

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