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作曲と思索の愉しみ

オーケストラ作品の作曲・制作過程や、科学史と音楽史の研究にかかわる記録です。 森さちやの自作曲の公開も行います。 曲と思索を分かち合いたい。

ロクリアン正岡作曲<タンポッポフワーリ>の浮遊する世界 

Posted on 06:25:55

 
 現代音楽の作曲家、ロクリアン正岡さんが最近YouTubeに公開した作品、<タンポッポフワーリ>は、不思議な世界を現出させています。
 初音ミクが歌う、1分程度の短い曲です。

 
 浮遊する世界が、見事に表現されている、と感じます。
 メロディー、伴奏、歌詞が協調して、独特の小宇宙を形成しています。初音ミクの声の質も、浮遊感に対して相乗効果を発揮しているようです。
 この作品と、初音ミクとの相性は抜群です(「初音ミク」とは、音楽ソフトの一種で、女性ヴォーカルをPCで歌わせることができます)
 


(YouTubeへのリンクです)
 

 老荘思想に傾倒している私からすると、この楽曲は、自然界に溶融していく「無為自然」の思想を表現している作品である、と感じられました。
 曲想にも、どことなく中国風の風情があります。
 また、世界といのちとが触れ合う微妙な界面感覚が醸し出されています。
 
 生命の流れに身を任せて陶酔して生きる。
 
 このような生命観・世界観の表出に向けて、音楽的技量が過不足なく投入されている、熟練の職人技を感じます。
 
 「無為自然」は、私が勝手に聴き込んでしまったものかもしれませんが、それをさせるだけの音楽的豊饒性が、ロクリアン氏の作品には宿っているのでしょう。


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テーマ - 初音ミク

ジャンル - 音楽

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