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作曲と思索の愉しみ

オーケストラ作品の作曲・制作過程や、科学史と音楽史の研究にかかわる記録です。 森さちやの自作曲の公開も行います。 曲と思索を分かち合いたい。

固定的自然観の呪縛(その2)―大陸移動説論争への影響― 

Posted on 09:03:25

 
 過去の代表的な科学論争の中には、論争の一方の陣営において、強固な信念である「固定的自然観」が大きな影響力をもっていた事例があります。前回の(その1)では、二つの事例、天動説・地動説論争への影響、生物進化論争への影響を、紹介しました。
 「固定的自然観」とは、「根拠なく、宇宙・自然を時間・空間的に不変・不動の存在と思い込む観念」です。この観念は、常識的・日常的自然観に根ざしているため、自覚しにくい暗黙の了解となっているのです。
 今回は、その固定的自然観の影響事例をもうひとつ、紹介してみようと思います。

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ジャンル - 学問・文化・芸術

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固定的自然観の呪縛(その1) 

Posted on 06:37:30

 
 人は、一日一日、年老いていきます。日ごとに、微妙に変化が生じています。ところが、翌日になっても、誰に対しても「同じ人物」と、ごく自然に認識します。
 変化を捨象し、同一性を抽出する精神の指向性があるのでしょう。その結果、変化しないのが当たり前、ないし、正常である、といった偏見まで派生しているように思われます。
 このような、人間精神の生来的な性質が、過去の科学史上の論争に影響を及ぼしたと考えられる例がいくつかあります。変化する自然、変動する世界を、固定的に捉えたがる人間精神の暗黙の認知傾向を、「固定的自然観」と呼ぶことにします。常識的・日常的自然観でもあります。
 今回は、その固定的自然観の影響事例を紹介してみようと思います。
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バクテリア時代の体細胞の記憶―泉への郷愁― 

Posted on 06:19:57

 
 すべての生き物はおそらく、原初的なバクテリアから進化してきました。
 われわれ人間も、祖先を遡ると、20億年以上前には、原核生物のバクテリアだったのでしょう。
 多細胞の動物になってからも、その当時の生活の記憶が、体の一つひとつの細胞に宿っている、といった幻想を、私は抱いています。

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