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作曲と思索の愉しみ

オーケストラ作品の作曲・制作過程や、科学史と音楽史の研究にかかわる記録です。 森さちやの自作曲の公開も行います。 曲と思索を分かち合いたい。

ラマルクの二重の分類概念の謎を解く(その2) 

Posted on 12:15:32

 
 前回の(その1)の続きです。
 ラマルクは、「分類」を意味する述語を二つ併用し、それらを使い分けていました。彼は「分類」に関して、<分けること><並べること>の二つの契機に概念を分節化し、自然の秩序に近づくには、後者が必要だと考えたのです。
 ではなぜラマルクは、このような分類概念の分節化を行ったのでしょうか。また、<並べること>と自然の秩序への接近が、なぜ結びつくのでしょうか。
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ラマルクの二重の分類概念の謎を解く(その1) 

Posted on 09:32:14

 
 前回の記事<1800年前後の生物分類の動向と、分類の類義語をめぐって>の続きです。
 
 ラマルクは、「分類」を表す述語として、二つの用語を使い分けていました。その二つとは、distribution と classification です。
 ラマルクにとって、最重要課題は、動物の自然分類体系の構築でした。そのテーマの根幹に関わる用語をめぐって、二重の概念規定をしているのです。
 なぜこんなことをしたのでしょうか。
 その謎を解明するための準備を、前回の記事で行いました。
 今回はいよいよ、本題に入ります。

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1800年前後の生物分類の動向と、分類の類義語をめぐって 

Posted on 07:04:49

 
 フランスの生物学者、ラマルクの研究に、私はしばらくの間、携わってきました。進化論の先駆者として知られる学者ですが、ラマルク本人は、自らを「分類学者」と考えていたと思われます(この点に関しては、ブログ記事<ラマルクの分類と進化学説における「秩序」と「順序」>をご覧ください)
 ラマルクの最重要課題は、動物の自然分類体系の構築でした。そして、彼は、「分類」に相当する用語を2種類使っています。それも、異なる意味合いを持たせて使い分けているのです。なぜこんなことをしたのでしょうか。
 この謎を私は解明しようと追究し、ある程度納得のいく解答が得られました。
 その解答をブログに記しておこうと思うのですが、読んで理解してもらうためには、それなりの準備が必要です。今回は、その謎の解明に向けての準備編です。

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「骨格のみの文」に、和声や伴奏をつける 

Posted on 06:59:40

 
 メールでの短い事務的な文章では、最低限の意味は伝わるものの、書き手の感情の動きや相手に対する距離感といった、細やかなニュアンスは伝わりにくいものです。
 その同じ文面を、肉声で現実に対面する相手に語りかけるなら、文字情報以外のさまざまな事柄も同時に伝達されるでしょう。喜んでいるのか、悲しんでいるのか、相手に対して心理的な救いを求めているのか、何かを期待しているのか、そういったことまでなんとなく感じ取れるものです。
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ラマルクの分類と進化学説における「秩序」と「順序」 

Posted on 06:48:29

 
 進化論の先駆者として知られるラマルクは、動物の分類研究を専門にしていました。おそらく、本人の意識としては、自分は分類学者だ、と考えていたことでしょう。
 ラマルクの主著、『動物哲学』(1809年)の最大の目標は、動物界の自然分類体系を確立することでした。その著作の中で、彼の進化学説が述べられていました。
 では、彼の分類体系と、進化学説とは、どのような関係があったのでしょうか
 今回は、ラマルクの学説を手短に紹介した後、そのテーマに向けて話を進めていきます。

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