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作曲と思索の愉しみ

オーケストラ作品の作曲・制作過程や、科学史と音楽史の研究にかかわる記録です。 森さちやの自作曲の公開も行います。 曲と思索を分かち合いたい。

プトレマイオスの2オクターヴ―音階と円軌道― 

Posted on 17:35:54

 
 古代ローマ時代の天文学者、プトレマイオスは、古代の天動説を集大成し、『アルマゲスト』を著した学者です。また、相当正確な地中海世界(当時のローマ帝国の領土)の地図(緯度・経度入り)を作成したことでも知られています。
 そのうえ、プトレマイオスは音楽理論の研究者でもありました。
 そして、ピュタゴラスやボエティウスらと同様に、音楽における和声の協和や音階と、天体の運動における調和的秩序との間に、対応・類比を見て取っていました。

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「天体の音楽」と『荘子』の「天籟」 

Posted on 11:57:57

 
 前回の記事<音楽を分類すること>では、ボエティウスやキルヒャーによる音楽の分類を紹介し、音楽を分類することが、世界の調和を提示することに繋がっている、という趣旨の話をしました。
 森羅万象には、人間の奏でる音楽から類推される調和的秩序が貫かれている――
 こうした思想が、西洋の音楽史の底流にはあったのです。
 では、類似の観念は、東洋思想にはあるのでしょうか。

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音楽を分類すること 

Posted on 10:03:30

 
 今日、音楽は、クラシック、ジャズ、ロック、などと、おもに演奏形態の違いによって分類されています。その分類の意義は、便宜的なものです。たとえば、CDを購入しようとしている人が、自分の望みの音楽にたどり着くための指標となればよく、学問的に厳密で精緻な分類を目指しているわけではありません(ジャズとロックの中間種をどう分類するかに関する論争は通常は起こりません)
 つまり、今日行われている音楽の分類(分野分け)は、「手段」であり、それ自体は「目的」ではない、ということです。
 ところが、音楽の歴史を遡ってみると、音楽の分類自体に重要な意義を見出していた人々の系譜が存在します。

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価値観の複層化にまつわる余談 

Posted on 11:18:17

 
 前回、<価値観の複層化―近代合理主義の価値観は方便―>と題するブログ記事を書きました。
 そこで論じたキーワード、「精神の複層化」「価値観の複層化」という言葉が私に到来してきた2年前のことを、当時のメモを頼りにお話します。
 ブルックナーと松本市の話です。
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