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作曲と思索の愉しみ

オーケストラ作品の作曲・制作過程や、科学史と音楽史の研究にかかわる記録です。 森さちやの自作曲の公開も行います。 曲と思索を分かち合いたい。

元祖クーンの「パラダイム論」は現状追認的 

Posted on 16:34:16

 
 20世紀後半の科学史研究の潮流を大きく変えた、トーマス・クーンの「パラダイム論」は、さまざまな分野、たとえば社会・経済理論や芸術の分野にも転用・拡張されて使われるようになりました。
 クーンから離れて使われるようになった「パラダイム」という用語は、本来持っていたニュアンスから相当逸脱をしていきました。
 私は個人的には、逸脱し変貌していった「パラダイム転換」の概念により魅力を感じるのですが、今回のブログでは、クーン本人が持っていたであろうイメージと、拡張版「パラダイム」との対比を行ってみようと思います。
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逆境を楽しむためのヒント―老荘と仏教より― 

Posted on 16:01:33

 
 前回のブログ記事では、「逆境を楽しむ」というテーマで『荘子』の言葉を紹介しました。
 その語句は、逆境下でどのような心身の構えを持っていたらよいのか、という点に関して効果がある、ということ、「楽しむ」という構えからは、批判的ではなく受容的な精神の在り方が導かれること、をお話しました。
 今回は、その構えを引き出すためのいくつかのヒントを、私が思い当たる範囲で、書き記してみたいと思います。
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逆境を楽しむ ―『荘子』の思想の実践版― 

Posted on 11:44:45

 
 『荘子』の書物の中には、生きていく上で指針となるような、示唆に富む言葉をいくつも見つけることができます。
 私はこの1月近くの間、体調がおもわしくなく(腰痛と湿疹がよくなったり悪くなったり、日替わりで体のどこかが不調)、半病人のような生活をしていたので、心身が次の言葉に飛びつきました。
 
「窮するも亦た楽しみ、通ずるも亦た楽しむ」
 (金谷治訳注『荘子 第四冊』岩波文庫より、p.82)
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C.G.ユングの芸術論(その2) ―集合的無意識と個性の刻印― 

Posted on 15:45:28

 
 前々回の記事、(その1)では、芸術作品の創作プロセスにおいて、作者の意志の及ばない「自律的コンプレックス」が作者の内部に形成され、成長していく、とユングが考えていたことを紹介しました。
 そしてその自律的な生き物は、個人を超えた領域、集合的無意識から何らかのものを汲み上げている、とユングは捉えています。
 
 今回は、その話の続きです。
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