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作曲と思索の愉しみ

オーケストラ作品の作曲・制作過程や、科学史と音楽史の研究にかかわる記録です。 森さちやの自作曲の公開も行います。 曲と思索を分かち合いたい。

塩沢一平『万葉歌人 田辺福麻呂論』を読んで―共感する世界― 

Posted on 16:36:54

 
 新年早々、日本の文化の香りに触れたくなり、この本を読み始めました。
 
塩沢一平『万葉歌人 田辺福麻呂論』(笠間書院、2010年)
 
 予想に違わず、オーソドックスな学問的分析に基づく、堅実な学術研究書でした。
 知られざる万葉歌人に対する、多様な観点からの検討を通じての、適切な評価が目指されています。また、この歌人の歌の世界構造が開示されています。
 とりわけ、長歌や反歌に内在する対構造の指摘には、驚かされました。
 この歌人の世界観や精神性をうかがわせます。

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テーマ - 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など

ジャンル - 学問・文化・芸術

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竹端寛『権利擁護が支援を変える』を読んで 

Posted on 10:39:37

 
 これは、とても“熱い”本です。
 学術書ですが、ところどころ、著者の情熱がマグマのように噴出しています。
 私とは畑違いの分野ですが、興味を惹かれたところを中心に、感想を記しておきます。

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テーマ - 障害者の人権・福祉施策

ジャンル - 福祉・ボランティア

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モーツァルトの指針に基く論文や授業 ―表現活動の要諦― 

Posted on 16:20:04

 
 私は研究者として、論文を書きます。また、教員として、授業を行います。
 論文書きにも、授業にも、共通する指針を私は持つようになりました。
 その指針は、モーツァルトから学んだものです。

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テーマ - 創造と表現

ジャンル - 学問・文化・芸術

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P.ファイヤアーベントの芸術論・哲学論と、荘子の「斉物論」思想 

Posted on 15:39:59

 
 パウル・ファイヤアーベントは、T.クーンの相対主義的科学論の立場を継承している科学哲学者です。クーンよりも過激で挑発的な議論を行う論客として知られています。
 そのファイヤアーベントが、科学史に対して行ってきた、進歩史観の否定と文化相対主義の考察と同型的な議論を、美術史や哲学史に対しても行っている論考があります。
(P.ファイヤアーベント、植木哲也訳『理性よさらば』法政大学出版局、第5章)
 
 今回は、その論考の紹介と、彼の思考様式と類似の構造をもつ、荘子の「斉物論」思想を、私の理解の範囲で、語ってみようと思います。
 そして、それらの思想が秘めている“効用”を引き出してみるつもりです。
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テーマ - 文明・文化&思想

ジャンル - 学問・文化・芸術

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柴谷篤弘『反科学論』は「科学者の枠組外し」を裏のテーマとしている 

Posted on 18:28:35


 必要に駆られて、学生時代に読んだこの本を読み返してみました。
 
 柴谷篤弘『反科学論』(みすず書房、1973年)
 
 手元になかったので、ウェブサイト「日本の古本屋」を通じて、町田の高原書店から購入しました。
 30年ほど前に読んで抱いていた印象とは、だいぶ異なりました。
 この本は、科学が社会と関わりをもつことで生じるさまざまな問題点を提示して、科学のあり方に対して包括的批判を提起している――このような大雑把な記憶が残っていました。この論点は、確かにこの本の重要な一側面ではありますが、どうやら、それだけではなかったようです。
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テーマ - 読書メモ

ジャンル - 学問・文化・芸術

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