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作曲と思索の愉しみ

オーケストラ作品の作曲・制作過程や、科学史と音楽史の研究にかかわる記録です。 森さちやの自作曲の公開も行います。 曲と思索を分かち合いたい。

歴史における進歩史観の弊害(その2)  ―音楽史の場合― 

Posted on 09:20:10

 
 (その1)では、自然科学の歴史における、進歩史観の弊害についての考察をまとめておきました。
 今回は、音楽の歴史記述に伏流する「進歩史観」的思考を摘出し、そこに宿る問題を吟味していくことにします。

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テーマ - 歴史

ジャンル - 学問・文化・芸術

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歴史における進歩史観の弊害(その1)  ―科学史の場合― 

Posted on 09:12:41

 
 私の本来の専門分野は、自然科学の歴史です。科学史においては、かつては進歩史観的視点からの記述が常識でありましたが、ポパーやクーンによる科学哲学的吟味がなされた頃から、進歩史観の孕む問題点が指摘されるようになってきました。
 進歩史観の孕む問題は、科学史のみならず、他の文化史の領野にも当てはまる場合が多いと考えています。音楽の歴史でもそうでしょう。

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テーマ - 歴史

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数学者ステヴィンが、平均律を支持した動機 

Posted on 09:38:19

 
 ルネサンス期に主流であった音律、「純正律」に対して、今日の音楽の現場で世界的に採用されている「平均律」の構想が、16世紀末に提案されました。
 その提案者のひとりに、オランダの数学者・物理学者のシモン・ステヴィンがいます。 今回は、そのステヴィンがなぜ12等分平均律を支持し、理論的探究を行ったのか、についての私の推測を語ってみようと思います。

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テーマ - 数学

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ケプラーの「惑星の音楽」とガッフーリオの「惑星の旋法」 

Posted on 06:25:01

 
 前回のブログ記事で、ルネッサンス期の音楽理論家、フランキーノ・ガッフーリオの発想、「惑星と旋法との照応」の構図を紹介しました。
 今回は、その発想と、ケプラーの「惑星の音楽」とを比較してみようと思います。

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惑星と旋法との照応―惑星の音楽のルネサンス版― 

Posted on 09:16:27

 
 古代ギリシア、ピュタゴラスやプラトンの時代より、天体の運行と音楽的な協和との間には関連があると想定されてきました。近世には、17世紀初頭、楕円軌道論を提起したケプラーが、「惑星の音楽」を『宇宙の調和』に書き記しました。
 その100年ほど前、ルネサンス期には、著名な音楽理論家ガッフーリオによって、ケプラーの「惑星の音楽」の祖先形のような発想が描かれていました。
 今回は、そのガッフーリオによる「惑星の旋法」のアイディアを紹介することにします。

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