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作曲と思索の愉しみ

オーケストラ作品の作曲・制作過程や、科学史と音楽史の研究にかかわる記録です。 森さちやの自作曲の公開も行います。 曲と思索を分かち合いたい。

数学者ステヴィンが、平均律を支持した動機 

Posted on 09:38:19

 
 ルネサンス期に主流であった音律、「純正律」に対して、今日の音楽の現場で世界的に採用されている「平均律」の構想が、16世紀末に提案されました。
 その提案者のひとりに、オランダの数学者・物理学者のシモン・ステヴィンがいます。 今回は、そのステヴィンがなぜ12等分平均律を支持し、理論的探究を行ったのか、についての私の推測を語ってみようと思います。

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ケプラーの「惑星の音楽」とガッフーリオの「惑星の旋法」 

Posted on 06:25:01

 
 前回のブログ記事で、ルネッサンス期の音楽理論家、フランキーノ・ガッフーリオの発想、「惑星と旋法との照応」の構図を紹介しました。
 今回は、その発想と、ケプラーの「惑星の音楽」とを比較してみようと思います。

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惑星と旋法との照応―惑星の音楽のルネサンス版― 

Posted on 09:16:27

 
 古代ギリシア、ピュタゴラスやプラトンの時代より、天体の運行と音楽的な協和との間には関連があると想定されてきました。近世には、17世紀初頭、楕円軌道論を提起したケプラーが、「惑星の音楽」を『宇宙の調和』に書き記しました。
 その100年ほど前、ルネサンス期には、著名な音楽理論家ガッフーリオによって、ケプラーの「惑星の音楽」の祖先形のような発想が描かれていました。
 今回は、そのガッフーリオによる「惑星の旋法」のアイディアを紹介することにします。

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キルヒャーの『普遍音樂』に伏在する音律の問題 

Posted on 11:55:27

 
 前回のブログ記事で取り上げた、アタナシウス・キルヒャーの『普遍音樂』について、今回は音律の観点から考察します。
 キルヒャーの生きていた17世紀は、バロック音楽の時代です。ルネッサンス期に主流であった純正律に替わる音律が、模索されていた時代でした。
 キルヒャーのこの著作には、当時の音律の状況が如実に反映されています。

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キルヒャーの『普遍音樂』の根本思想 

Posted on 11:59:15

 
 17世紀の稀代の碩学、アタナシウス・キルヒャーが著した、『普遍音樂』という奇書がありますMusurgia universalis, 1650)。あまりに幅広い事柄を扱っているため、とても要約などできそうにない書物なのですが、あえて、この著作の核心となるエッセンスを、抽出してみたいと思います。

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